虎ノ門の老舗煎餅店「きや」（港区虎ノ門1、TEL 03-3501-9148）が11月7日・8日、65年目となる創業記念日を祝って煎餅のつかみ取りを核とした感謝祭を行う。今回で15回目。

店主の森田さんオススメの商品

始めた当時はくじ引きを行う程度の内容だったが、利用客からの要望を聞いているうちに今のスタイルになったという。回を追うごとに盛り上がりを見せ、「煎餅のつかみ取り」（1回100円）は長蛇の列ができるほどの人気を集める。

「オフィス街なので下町の商店街とは違い、人と人との関わりが少ないため皆さんと密接になれる機会をつくりたいとの思いから始めた」と同店2代目店主の森田徹さん。虎ノ門エリアの活性化につながればとの思いもあり、夫婦で知恵を出し合って商品開発を行っているという。

期間中、店内全商品を2割引で販売する。「江戸おかき」（788円、期間中は630円）、「鬼棒」（368円、同＝294円）、「炭火虎ノ門焼」（525円、同＝420円）、「鬼平糖かりんとう」（368円、同＝294円）、「虎の子マシュマロ」（158円、同＝126円）など。店頭では職人による炭火焼きの煎餅の実演や試食ができるほか、焼きたて煎餅も販売する。

営業時間は9時30分～19時で、煎餅のつかみ取りは12時～13時、14時45分～15時15分、16時45分～17時30分の3回。土曜・日曜・祝日定休。期間中、5,250円以上の購入客に粗品を進呈する。