11月11日の「立ち呑みの日」にちなんだイベント「立ち呑みの日ウィーク」が、新橋エリアを含む都内4エリアで開催される。企画・運営は「立ち呑みの日」実行委員会事務局(港区新橋4)。
同イベントは、2010年に制定された「立ち呑みの日」を記念して企画されたもの。4回目となる今年は、イベントタイトルを「立ち呑みの日ウィーク」に変更。「当初は酒に着目したイベントだったが、今回は街を応援することにも重点を置いた。店の特徴はエリアごとに違うもの。このイベントを通じていろいろな街と店をはしごしてもらい、街の応援と、人の交流の広がりにつなげたい」と、南事務局長は話す。
日程は11月11日~17日の1週間で、リレー形式で2日ごと(最終日のみ1日)に開催エリアを移していく。参加エリアは「新橋・人形町(11・12日)」「中目黒・渋谷(13・14日)」「吉祥寺(15・16日)」「京成立石(17日)」の4カ所で、参加店舗は149店舗。新橋からは50店が参加する。15日・16日には仙台市青葉区でも開催。「一昨年のイベント開始直前に、仙台の方から『地元を応援したい』と参加打診が届いた。仙台市青葉区での開催は昨年に続く2回目で、今回は5、6店が参加する予定」(南事務局長)
昨年までは「オーダーできるメニューは、お店に行ってからのお楽しみ」(南事務局長)だったが、今年は参加各店が提供するフード・ドリンクメニューをホームページで事前に告知。7日からは、参加店のリストと各店の提供メニューをまとめた小冊子の配布も参加各店で始まる。スマートフォン対応アプリも用意(無料)。「イベント期間中は、イベント参加者の声や参加店の様子を随時紹介。イベント期間外は、参加エリアの街並みや、参加店の紹介が見られる」
「昨年は2日間の開催で、約2500人を動員した。普段は入りづらい立ち飲み店や路地裏の店にも気軽に入れるため、女性の参加者も多く約4割を占める」と、南事務局長。「参加してくれるお店は、スタッフが足を運び、店の雰囲気と味を確認した上で協力を打診した店ばかり。最近の流行を反映し、今年はワインをメーンにしたバル系の参加店が多い」とも。
参加方法は、参加店舗、チケットポート、イープラスのいずれかで3枚つづりの共通チケット(前売り=2,300円、当日=2,500円)を購入。チケット1枚につき、ドリンク1杯とつまみ1品と交換できる。チケットは1店舗につき1枚のみ有効。東京と仙台の両都市で使用できるが、使い残しても金券にはならない。
新橋エリアの参加店はホームページで確認できる。