全日本空輸(以下ANA、港区東新橋1)は6月1日、楽天トラベル(港区)と「企業向け出張手配サービス」について業務提携すると発表した。
両社は、2004年に「ポイントプログラムの相互交換サービス」、昨年は国内旅行に特化した新会社を設立しており、今回の業務提携も「両社の強みを活かした提携」(同社)に続くもの。国内出張における航空券と宿泊施設手配の分野において法人契約企業の増加を図り、利用客の囲い込みを狙う。
提携後のサービス内容は、ANAの出張手配システムで同社の国内航空券販売額の15%、契約企業20,000社を占める「ANA@desk」と、楽天トラベルが契約している施設の内1,000施設で企業支払いの予約を受ける「Racco」の両システムを接続し、両社サービスの相互利用が可能となる。
サービス開始は7月2日から。