東京モノレール浜松町駅(港区浜松町2)に7月10日、「港区観光インフォメーションセンター」がオープンした。
場所は3階コンコースで、改札近く。オリジナルロゴを用い、当初予算8,491千円が組まれたブースは、「港区デザイン資源活用プロジェクトチーム」がデザイン・設計・施工を担当。「旅行者などに視認性の高いデザインを施し、港区の魅力を紹介する各種パンフレットや販売する商品が一目で分かるように、また、気軽に手に取れるよう設計した」という。面積は約11平方メートル。
羽田空港国際線ターミナル開港に伴い、外国人観光客が増加したことから、多言語にも対応。英語や中国を話せるスタッフが常駐する。「ミウラ折り」を用いた港区のエリアマップも多言語で用意。各エリアごとに、日本語・英語・中国・韓国語の4カ国語のバージョンをそろえる。
ブースでは物販も行う。港区商店街連合会加盟店と観光協会加盟店の商品から、土産になりそうなものを紹介するという。現在は、和菓子店「秋色庵 大阪家」(三田3)の水ようかん、菓子「ゆりかもめの玉子」などを販売する。そのほか、イベント情報、交通機関や宿泊施設などの案内を行う。
港区役所産業振興課の武田文彦さんは、「スタッフは2~3人が常駐する。購買力のある中国人層を取り込んでいきたいこともあり中国語対応としたが、韓国人観光客も多いので先々は韓国語にも対応できたら」と話す。
営業時間は、10時~17時。