スカイツリーはとバスツアー、浜松町からも毎日運行-展望台入場券付き

車窓から見えた東京スカイツリー。展望大部分が厚い雨雲に覆われていたが、ツアー参加者は大喜び=5月22日、墨田区

車窓から見えた東京スカイツリー。展望大部分が厚い雨雲に覆われていたが、ツアー参加者は大喜び=5月22日、墨田区

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 はとバス(大田区)は5月22日、浜松町駅バスターミナル(港区浜松町2)発、同日開業した東京スカイツリー(墨田区)の見学付きバスツアーの運行を始めた。

東京スカイツリー(近影)

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 東京スカイツリー日帰りツアーは、昼=7コース、夜=5コースの計12コース。昼のコースでは国会議事堂見学や浅草隅田川下りなどを、夜の5コースは夜景ドライブや東京湾ディナークルーズなどを用意する。いずれのコースも第1展望台入場券付き。連日、バス16台を運行予定で、単一事業者としては最大規模の計704席を提供する。

 第1便は9時20分に浜松町駅バスターミナルを出発。国会議事堂(霞が関)を見学した後、第一ホテル東京(新橋1)などでバイキングランチを楽しみ、東京スカイツリーへ向かった。当日はあいにくの雨空。地上350メートルの展望台デッキは真っ白な雲に包まれていたが、時折雲間に見えるミニチュアセットのような街並みに、参加者らは歓声を上げた。

 同チケットの発売はツアー開始3カ月前から。初日のチケットは「発売後10分で完売した」(同社広報担当者)。渋谷区から参加した男性(40代)は「(雨だったが)充分堪能でき、あらためて来る楽しみもできた。次回は『天望回廊』のある450メートルの第2展望台やレストランにも行ってみたい」と満足した様子だった。

 東京スカイツリーの展望台入場券付きのツアーは5月末までは完売。6月も一部のコースを除いて全て満席に近い状態だという。ツアーの料金は5,330円~1万2,000円(大人)。浜松町駅出発のコースは7月31日までで、8月からは東京駅出発となる予定。

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