ニュー新橋ビル4階(港区新橋2)に居酒屋インド料理店「チャンドラマ」(TEL 03-6268-8339)がオープンして1カ月が過ぎた。経営は、ネット通販などを手掛けるIT企業のイーグルアイ(渋谷区)。
店舗面積は約7.5坪で、座席は16席。店名の「チャンドラマ」はヒンディー語で「月の神様」を意味する。IT企業がカレー店を開いた理由について、社長の高橋幸司さんは「私がインドのプネ(インド政府がIT開発の中心都市と位置付けた街)に1年住みITを学びながらカレー料理に縁ができた」ことを挙げる。
カレーメニューは、チキンカレー(8種、990円~1,200円)、マトンカレー(4種、1,100円~1,200円)、シーフードカレー(6種、各1,200円)、ベジタブルカレー(6種、990円~1,100円)。カレーは「人間の自然治癒力を高めて心と体の健康を保つアーユルヴェーダの考えに基づいて作っている」と高橋さん。カレーの辛さは5段階から選択。「3段階目の『普通』が一番人気だが、たまに最も辛い5段階目の『大辛』にトライする人もいる」という。調理は、インドと山梨で約5年経験を積んだインド人コックが担当する。
ナンは8種類、ライスは4種類を用意。「プレーンナン」「プレーンライス」(以上380円)のほか、北インド地方の揚げパン「バトゥーラ」、黒ゴマを練りこんだ「ゴマナン」(以上500円)、ジャガイモを練り込んだ「アル クルッチャ」(600円)、インド風まぜご飯「チキンビリヤニ」(1,200円)なども。ナンは専用のタンドール窯を使って焼く。このほか、インド風せんべい「パパド」(300円)、インド風スナック「サモサ」(500円)、「シークカバブ」(1,200円)、「タンドリーチキン」(500円)がある。
ドリンクメニューは40種類。生ビール(550円)、サワー(5種、各400円)、マンゴーラッシー(500円)、マサラチャイ(400円)などのほか、「インドワイン」(フルボトル、赤白各2,500円)、「ネパールビール」「ネパールラム」「キングフィッシャー(インドビール)」「インドウイスキー」(以上600円)も提供する。
ランチタイムには「キーマエッグ」(680円)、「バターチキン」、「ダブル(チキン&豆)」(各880円)など6種類のカレーを準備。150円追加でチーズのトッピングも可能になる。
同店のカレーはネット通販も行っており、「インドカレー真空パックだけで年商5,000万円を達成している」人気商品。今後については「全国展開を予定している」とも。
営業時間は11時30分~15時、17時~22時。