新橋・烏森神社(港区新橋2、TEL 03-3591-7865)で3月3日、ひな祭りを祝い女性参拝客などに白酒とひなあられが振る舞われた。この行事は5年ほど前から行われているもの。
会場はレンガ通りに面した参道入り口で、白酒の振る舞いは正午と午後6時からの2回。女性には華やかな装束に身を包んだ禰宜(ねぎ)の山田富久美さんから白酒を、男性には巫女さんから甘酒が振る舞われた。白酒を飲んだ女性にはお土産として伝統的な「本種ひなあられ」も進呈。各回とも行列ができるほどにぎわった。
併せて「ひな祭り幸せ祈願」の受け付けも。祈願用紙に恋人や家族などの名前を記入し、初穂料を添えて提出すると、3月12日の初午(はつうま)祭で幸せ祈願の祈とうを受けることができる。
同社の出仕・鈴木矩重さんは「白酒の振る舞いには、若い方から年配の方まで幅広い年齢層の女性にお越しいただいている。年々認知度も高まり、開催時間前から並ぶ方や、とても楽しみにされている方などの姿が見られた」と話す。
「ひな祭り幸せ祈願」の申し込みは今月10日まで。