「虎ノ門フリーマガジン『60min』vol.16」が4月から、虎ノ門エリアで配布されています。
発行は中央日本土地建物(千代田区霞が関1)、編集はグー・チョキ・パートナーズ(千代田区霞が関1)が担い、虎ノ門のまちづくり活動に取り組む「COME ON!! 虎ノ門製作委員会」(港区虎ノ門1)の協力のもと、2020年2月に創刊。以降は、3カ月ごとに発行されています。
vol.8からは名称を「虎ノ門ランチマップ」から刷新。より多くの人たちに届けたい思いからランチ情報に限らずさまざまな虎ノ門情報を発信しています。さらに、読み終えた後はブックカバーに再利用できる仕様となっています。
vol.16のテーマは、「パワースポット」。特集ページ「Good Old Days」では、徳川家康の命により1603(慶長8)年に創建された「愛宕神社」権禰宜の松岡里枝さんにお話を伺いました。昭和時代の神社の様子、街との付き合い方、これからの神社の役割など、さまざまな情報を掲載しています。
特集ページでは、虎ノ門ならではの神社の特徴などをまとめています。それぞれの神社にあるおみくじを紹介するなど、その神社での楽しみ方についても触れています。さらに、街中に点在する稲荷神社も紹介。マップでは神社がそれぞれどこにあるのかを分かりやすく表示。虎ノ門のパワースポットを網羅できるというわけです。
今回、表紙を飾ったのは、「吉よ来い」の「来い」と「恋(こい)」の二つの意味から名付けられた烏森神社のマスコットキャラクターのこい吉くんと、「Come on(=来い)」が由来のカモ虎課長。由来が同じキャラクターのレアなツーショットが今号のトップとなりました。
「Long History」のインタビューページは「東京カップ」取締役・店長の岩本隆道さんと代表取締役社長の武内幸子さん、「New History」では「THE CELLAR虎ノ門本店」ストアマネージャー兼バイヤーの千田ゆう美さんが登場。虎ノ門の街の魅力やよく行くスポットなどを紹介しています。
さらに「まち×〇〇のコーナー」では、「まち×お稲荷様」と題して、港区観光大使 澤内隆さんにインタビューを実施。「『ダイナックス』連載企画,都市防災を考えるvol.6」では、「ダイナックス都市環境研究所」取締役の橋本慎吾さんにお話を伺いました。
特集ページのマップでは、今回インタビューを行った千田さん、岩本さん、澤内さん、橋本さんがおすすめする飲食店として、「カフェフアラライ」「源」「鮎ラーメン+虎ノ門横丁店」「麺屋 いし川」を紹介しています。
ブックカバーは、表紙を飾ったこい吉くんがモチーフとなっています。地元のお祭りの浴衣用にデザインされたもののためレアなデザインが採用されています。同じページには「ブックカバーのひみつ」も掲載。詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてください。
今号から始まった新コーナー「DEEP DIG DEAR toranomon」。虎ノ門にあるディープなスポットやお店を紹介します。第1回目の今回は、外堀通り沿いに位置する喫茶店「草枕」。一歩足を踏み入れるとまるで異空間にやってきた感覚に陥ります。そんな「草枕」のディープさに迫ります。
また、隣ページ「温故知SEAN-歴史の1シーンをキリトル-」では、虎ノ門の歴史を紹介。今回は、国の登録有形文化財でもある「大橋茶寮」の魅力について触れています。
「虎ノ門フリーマガジン『60min』」は、虎ノ門の飲食店や施設、企業などに設置されています。「虎ノ門書房」「内幸町駅」「新橋駅」「港区役所」「港区産業振興センター」のほか、インタビューを実施した各店舗でも手に入ります。
フリーペーパーなので気軽に手に取っていただき、読み終わったあとはブックカバーとしてぜひご利用ください!