3月21日に新曲「大人達のストリート」を販売した歌手の小金沢昇司さんは4月13日、新橋SL広場前のラピスタ新橋2階のオープンスペースで「新橋ライブ」を行った。
同所は日本初の会員制ケイリン(競輪)場外サロン「ラピスタ新橋」と、ライブなどのイベントを行えるスペースが一体となった建物。ライブは、同ビルを所有する新橋商事(港区新橋2)が、「ラピスタ新橋」の売り上げの一部を新橋近辺の町内会の連合「愛宕一之部連合町会」に交付し、それを基金として同社が企画・運営を行っている。
同社は、以前より同所を活用したイベント企画を行っており、さまざまな年代をターゲットにした活動をしてきたが、10代~20代後半に向けたイベントは定例化しなかったという。以前、同社担当者が北島事務所と知り合いになり、演歌のライブを行った所好評だったため、2005年から演歌を主としたイベントを行っている。小金沢さんのライブもその一環で、2005年3月から同所でライブを行っており、昨年は「新橋SL広場PR大使」に任命されている。
「大人達のストリート」は新橋を舞台にした曲で「40代~60歳代のビジネスマンの応援歌」(担当者)。コーラスには新橋地区の町内会連合である「愛宕一之部連合町会」が参加している。
ライブは小金沢さんが歌う「大人達のストリート」に、同曲の作曲家小田さんがコーラスに参加しスタートした。小金沢さんは「演歌や歌謡界は人気が低迷していて景気が悪い。30代~50歳代は忙しく歌を聴く機会もない。演歌に興味のないそうした方々にも応援を頂きたくてこの場所で歌っている」と話していた。当日は金曜の夜ということもあり、待ち合わせで賑わう広場に集まった多くのビジネスマンやOLが、小金沢さんに手を振り、声をかける場面も見受けられた。
同ライブは今後、10月までの毎月第2金曜に行われる。開催時間は19時から。