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霞ヶ関コモンゲートに台湾小皿料理居酒屋-点心や全日ランチも

店名の「阿里城」は、台湾の観光名所「阿里山」に「首里城」「万里の長城」を合わせたもの

店名の「阿里城」は、台湾の観光名所「阿里山」に「首里城」「万里の長城」を合わせたもの

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 霞ヶ関コモンゲート(千代田区霞ヶ関3)に小皿料理と点心が中心の台湾風居酒屋「阿里城阿里城」がオープンして1カ月が過ぎた。場所はコモンゲート西館1階で、「KAMON BEER DINING 霞ヶ関コモンゲート店」跡。

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 阿里城は9年前に横浜・桜木町に本店オープン以来、県内3店、都内1店を順次オープン。今回、都内2店舗目となる霞ヶ関コモンゲート店をオープンした。店舗面積は約50坪、席数は個室2室を含め80席。店舗は元洋風ビアホールの居抜きを利用し、天井構造などはそのまま使った。

 100種類以上ある料理は、台湾から取り寄せた食材で台湾人シェフが調理、本場の味を再現した。野菜料理を多くし、台湾料理以外にも四川や北京、台湾料理のルーツである福建料理など、中華全般のメニューを用意。日本人が苦手な食材は使用せず、日本人の口に合うようにしているという。

 ランチセットは全日注文可能。「この辺りはオフィス街なので残業する人が多い。うちはサラリーマンの味方」と、同店を経営する花の実商事取締役専務の郭さん。「日替わり定食」(590円)のほか、定食「レバニラ炒め」(680円)、杏仁豆腐が付く「五目炒飯と水餃子」(900円)など、週替わりでメニューを展開する。夜も、「ランチセットとアルコールを楽しむ会社員が少なくない」という。

 「競争の激しい今の時代、おいしくないと勝ち残れない。油も良いものしか使わないし、味には自信がある」と郭さん。郭さんの故郷・福建の代表的料理ビーフンもメニューに並ぶ。「発酵食品のビーフンは故郷では健康食とされ毎日食べる」という。ビーフンメニューは、「焼きビーフン」「台湾風汁ビーフン」(以上683円)など。

 おつまみ用「晩酌小皿」は、「台湾風もやし炒め」「味付け卵」「冷奴」「味付メンマ」が各105円。そのほか季節ごとに変わる小皿メニューは現在、「押し豆腐醤油煮」(280円)、「炒めサラダ」「麻婆春雨」(以上380円)、「合鴨のワインソース」(580円)など。

 ドリンク類は約130種。国産ビール(480円~)、焼酎(399円~)、日本酒(348円~)、ハイボール(378円~)などのドリンクメニューのほか、「青島ビール」「台湾ビール」(以上420円)、果実酒や紹興酒(以上グラス336円~/ボトル1,380円~)などの中国酒も多数そろえる。

 営業時間は11時~23時。土曜・日曜・祝日定休。

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