ダイヤモンドダイニング(港区東新橋1)は、10月29日に土佐料理店「わらやき屋 龍馬道場」(港区新橋3、TEL 03-5537-5652)など5店舗を同時オープンすることで、「100店舗100業態」を達成する。
今回同時オープンするのは「わらやき屋 龍馬道場」のほか、カツオのわら焼き・はちきん地鶏店「四万十川」、炭火串焼・鉄板ギョーザ店「一発逆転酒場」、炭火焼鳥・骨付豚カルビ店「九段下 十段屋」(以上、千代田区)、牛タン料理店「たん平太」(中央区)。既存店99店舗にこれらの5店舗が加わり104店舗となる。同時に進めていた土佐料理がテーマの店「土佐十景」シリーズも、「四万十川」で完結。同店は便宜上の100店舗目となる。
過去に商業施設内で複数店同時オープンはあったが、別々の場所での5店舗同時オープンは初。「体制的に難しく、飲食業界でもほとんど例がないと思う。人がやっていないことに挑戦したかった」と同社広報担当の重田郁子さん。「いろいろな案もあったが、物件は生き物。いい物件に巡りあったということもある」。
同社は2001年、中央区銀座に出店した「VAMPIRE CAFE」を皮切りに飲食事業を開始。当初より「ワクワク・ドキドキする店作り」をコンセプトに、「100店舗100業態」を目標に掲げて来た。2006年には本社を東新橋へ移転。以降は4年間で70店舗以上を次々とオープン。100店舗へと着実に駒を進めた。
100店舗達成を記念して、ダイヤモンドが当たる「ガチャガチャ」などの祝賀イベントも用意。今後は「エンタメファミレス」をコンセプトとした非アルコール業態にも注力し、「外食産業のリーディングカンパニーを目指す」という。