浜松町に「野菜が主役」のカフェ-メタボ男性もターゲットに

浜松町の東京ベジタ跡地に野菜をメーンにしたカフェがオープン(写真=同店外観)

浜松町の東京ベジタ跡地に野菜をメーンにしたカフェがオープン(写真=同店外観)

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 広告事業を展開するオフィスワイズ(大阪市北区)は4月6日、野菜料理を中心に提供する「CAFE HARVEST(カフェハーベスト)」(港区浜松町1、TEL 03-5425-7337)をオープンする。場所はアートホテルズ浜松町隣の1月に閉店した「東京ベジタ」跡。

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 浜松町近辺は「中華などこってりした味の料理を扱う店が多い」(同社)ことや、カフェ形式の飲食店が少ない現状に注目した同社は、野菜を主役にした「気軽に行けるヘルシーなカフェ」をコンセプトに同店の開店を決めた。同社は3年前に飲食事業部を立ち上げ、芝公園と芝大門に東京支店を構えており、飲食店の出店は初。

 店舗面積20坪、席数33席の店内には、道路に面したオープンテラススペースや、果実酒のボトルを並べたバーカウンターなどを設置。内装は白壁や木のインテリアを使い「シンプル・ナチュラルにまとめた」(担当者)という。壁には野菜の写真パネルを展示する

 フードメニューは、産直で仕入れる有機野菜を中心に子羊や旬な魚料理も提供し、デザートは人参、セロリなどを使った「4種のアイスクリーム」や「野菜のコンポート」など40~50品。野菜の味を楽しんでもらうため薄味で調理するという。ドリンクメニューは、同店手作りのセロリやアスパラ、ワサビで作った野菜の果実酒、野菜を使ったオリジナルカクテルや野菜に合うワインなど約100品。ランチタイムは「野菜」「魚」「肉」「キッシュ」(各650円)をメーンにした弁当を店頭で販売し、カップ持参客にはスープを無料で提供する。

 ターゲットは近隣で働く20代~30歳代のOLや、「メタボリック症候群」に悩むビジネスマン。想定客単価は3,000円~5,000円。同店担当の瀬川さんは「今後は同店が加盟している、京都議定書の地球温暖化防止運動『チームマイナス6%』の主旨に基づいたイベントも考えていきたい」と話している。

 営業時間は、月曜~土曜=11時30分~22時30分(金曜=~23時30分)。日曜・祝日定休。

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