ヤクルト商事(港区新橋5)は3月28日、ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」のサンバイザーの販売を開始した。
同社は同球団マスコット「つば九郎」のブログや関連商品の人気を背景に、マスコットキャラクターのアイテム数を増やしている。今回発売する商品は、カチューシャに虎の耳が付いている「なりきりトラッキー」や「ジャビットカチューシャ」など、他球団の「かぶりもの」グッズに並ぶもの。同社は2003年からキャップ状のサンバイザーの販売を行っていたが、「つば九郎」シリーズは初。
材質は、水に強く伸縮性がある発泡素材の「発泡ポリエチレン」を使用した。平らな状態で販売し頭にかぶると頭の部分とくちばしが折れ曲がり立体になる。つばの長さは10センチ。商品開発にあたって「つば九郎の愛らしい表情を出せるように、つばの角度や目の立ち具合など『つば九郎らしさ』にこだわった」(担当者)という。価格は1,000円。
同社担当者は「スワローズ名物の応援ミニ傘と同じように、球場を『つば九郎サンバイザー』で埋め尽くすのが目標。サイズ調整も可能なので大人も子どももかぶってほしい」と話している。
球場と同社サイトのみで販売する。