パークホテル東京(港区東新橋1)に新たに登場したクマのぬいぐるみ「ホテルベア」の名前が1月末に決定した。公募によって決まったベアの名前は「留太朗(とめたろう)」。今後フロントやロビーなどで宿泊客を「出迎える」予定。
同ホテルでは12月1日~25日、同ホテルのフロントロビーに応募箱と用紙を置き、名称を募集していた。応募総数は約700件。
昨年11月末に誕生したばかりの同ベアは、座高約60センチの「男の子」。募集の際には特に性別を設定していなかったが、同ホテル広報・高橋厚子さんによると、「男の子」の名前であることと、「汐留」の「留」の字が入っていること、「泊まる」を想像させる韻から「留太朗」に決定したという。
「留太朗」は、2006年の創業3周年記念で限定販売した小さなベアを大きくしたもの。記念ベアは2008年まで販売していたが、現在は終了しており、今は「留太朗」一体のみ。当面販売などの予定はなく、「コンシェルジュが席をはずしているときに代わりに席に座ったり、ラウンジでお客さまを迎えたりしている」という。
「名前が決まった当初は、『え、留太朗!?』と言っていたスタッフたちも、最近は『留ちゃんはどこ?』などと呼び、親しみを持っている様子」と高橋さん。今後は「留太朗プラン」などの新たな宿泊プランも販売する見込み。