ゆりかもめが一夜限りの「夜景列車」運行、車内照明も消灯

ゆりかもめは3月24日、沿線の夜景を眺める特別企画列車「夜景列車」を一夜限定で運行する(写真=同路線から臨む夜景)

ゆりかもめは3月24日、沿線の夜景を眺める特別企画列車「夜景列車」を一夜限定で運行する(写真=同路線から臨む夜景)

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 3月27日に同路線が新橋から豊洲間の延伸1周年を迎えるゆりかもめ(江東区有明3)は3月24日、沿線の夜景を眺める特別企画列車「夜景列車」を一夜限定で運行する。

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 1995年に新橋~有明間で開業した同路線は、2001年に現在の新橋駅に場所を移し2002年に汐留駅が、昨年3月27日に4駅延伸した豊洲駅が開業した。路線距離は14.7キロメートルで、駅数は合計16駅。

 特別企画列車は、ゆりかもめ路線は高架軌道であり、東京湾に面しお台場などの夜景を臨める点などに同社が以前から注目していたことや、乗客からの要望の声もあり運行が決定したという。

 従来は車内の照明がついているため、窓に車内の様子が映り込み夜景を集中して眺めることができない。同列車は車内照明を消して運行するため、「迫力ある夜景が臨める」(同社担当者)という。「2012年から2016年に移転予定の築地市場の増設地は現在工事中で、ゆりかもめの延伸部からから見る夜景をさえぎる建物もない。今しか見ることのできない景色を楽しんでほしい」(同)とも。

 開催に先立ち同社では乗車希望者25グループ(1グループ2人~4人)を募集している。希望者多数の場合は抽選。 同列車は1夜限りの限定1本の運行で、乗車できるのは当選者のみ。 運行経路は豊洲駅(20時22分発)~新橋駅で、乗車時間は約30分。参加無料。

 同企画詳細は、ゆりかもめ公式ホームページまで。

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