ホテルオークラ東京(港区虎ノ門2)は2月1日より、同ホテルが主催する「ホテルオークラ ワインアカデミー」4月開講コースの受講生募集を始める。
昨年から開講している同コースは、ワインブームをきっかけにビジネスの場などでワインの知識やマナーの必要性が高まっていることを背景に、同ホテルが開業以来培ったノウハウを提供する場として開設したもの。ターゲットは30歳以上のエグゼクティブで、年2回開催している。
同コースは「ワインとともに過ごすひとときを、もっと豊かなものに」をコンセプトに、テイスティング時にホテルオークラ提供の和食、フレンチ、中国料理を教材に料理とワインとの相性を学ぶ。講師陣は同ホテルチーフソムリエの渡部明央さんや、農学博士でアサヒビール酒類事業本部副本部長でワイン事業部部長の清水健一さんなど。またゲスト講師に、世界1のソムリエの総称を持つエンリコ・ベルナルドさんや、ワインシャトーオーナーのヴィルヘルム・ヴァイルさんも来日予定。テイスティングするワインは、「ロマネ・コンティ」「ベガ・シシリア」「シャトー・ムートン・ロートシルト」ほか60種.。
コース内容は、ワインを基礎から学ぶ「ベーシッククラス」、ワイン醸造のメカニズムや、代表的な葡萄品種ごとの味わいの違い、簡単な法的分類などを学ぶ「アドバンスクラス」、実践的にワインを細かなエリア別で学び、ワインに関係したビジネスの世界の動向などについて学習する「マスタークラス」、多岐にエキスパートな講師が担当し、酒精強化ワインから食後酒に至るまでトータルに幅広い知識を学ぶ「エキスパートクラス」の4コース。
料金は、入会金が21万円で、コース別に追加受講料が必要となる。追加受講料は、ベーシックとアドバンス=151,200円、エキスパートとマスター=252,000円。同ホテルの調査によると、過去2度参加した各コースのリピーター率は90%で、受講者は、企業の役員や幹部社員、主婦などだという。