新橋に江戸がテーマの韓国焼肉料理店-書き下ろし小説を実店舗に

江戸をテーマにした書き下ろし小説を基に店を構築、店舗運営とストーリーが同時進行する韓国・焼肉店

江戸をテーマにした書き下ろし小説を基に店を構築、店舗運営とストーリーが同時進行する韓国・焼肉店

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 飲食コンサルタント事業を行うグローマーリンクス(足立区)は3月6日、江戸をテーマにした韓国・焼肉料理店「甘楽屋(からや)」(港区新橋3、TEL03-3581-8585)をオープンする。

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 同社の崔社長は商社勤務後、新大久保の飲食店などでコンサルタント業を行ってきた。同店はその時知り合った、具材を葉野菜で包み食する「さんぱ(サンパプ)」の専門店「さんぱ家」(新宿区)と、崔社長の実家である焼き肉店「クリークパンチャン」のコラボレーション店として位置付ける。

 時代を江戸後期に設定、自身で執筆した「書き下ろし小説・牛焼屋物語」を基に店を構築。当時の流行食「牛鍋屋」から発想を得た架空の「牛焼屋」として実店舗を営む。店名は、朝鮮半島から訪れた人の呼び名である「甘楽人」から。

 店舗面積は20坪。内装は江戸の町家をテーマに、プラスチックなど現代素材を排除し、竹や木を使用。4人用テーブル8卓で構成する席数は32席。接待客利用を見込み半数の16席は半個室形式を採用。スタッフも物語に登場する人物で、落語家の桂右団治さん監修のもと「江戸弁」で接客に当たる。

 フードメニューは、「豚さんぱ膳」(1,780円)など約25品。ドリンクメニューは、小説にも登場する末廣酒造から直送される日本酒「末廣微発泡酒・二合」や「末廣 春玉の白(マッコリ)」など約40品。ターゲットは30歳代の会社員で、客単価は5,500円を見込む。

 崔社長は「会社員時代、接待など会食利用店の選択方法は話題性だった。スタッフ教育にも力を入れ江戸弁以外に、ディズニーランド勤務経験のある講師を迎え接客研修を行った」と話す。来年はソウルへの出店が決定しており、その後は北京など海外での展開を予定している。

 営業時間は、昼=11時30分~14時、夜=17時~23時30分。日曜・祝日定休。

オーナー創作話をテーマに立ち呑み店-店名は架空の神獣「鰻豚」(新橋経済新聞)「ハマサイトグルメ」に韓国鍋店-鶏1匹を使う塩鍋「タッハンマリ」も(新橋経済新聞)グローマーリンクス

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