多目的スペース「オフィス銀の鈴」(港区西新橋3)は2月17日から、3回目となる猫のイラスト展示「岩井村 猫ともだち展」を開催する。
「猫の日」(2月22日)に合わせ開催している同展は、オーナーの鈴木さんとグラフィックデザイナー岩井さんの出会いから始まったもの。約3年半前に知り合った2人。岩井さんが「目指せ100匹」を目標に猫のイラストを描いていることを知った鈴木さんが、同所での展示会を勧めた。
展示期間中の2月22日には、9回目となる「猫を語る会」(18時~21時)も開催。同会は、新橋の路地の一角に棲みつき近隣の人から愛され2004年に逝った猫「ミーちゃん」の思い出を語る会としてスタート。現在は姿を変え「猫を共通テーマに自由に楽しむ時間」となっている。当日の参加者は「ミーちゃん」関連の常連客5人~6人と、同スペースに貼られたポスターを見て当日飛び入りで参加する人など。初対面同士が集まるが猫をテーマに据えると不思議に会話が続くという。定員は約15人。猫の形の「お菓子」も提供する。
自身は猫を飼っていない鈴木さんは「愛犬家は散歩の時間に飼主同士が言葉を交わすが、猫の飼主には同様のケースがほぼない。同会は普段猫について語る機会が少ない愛猫家が集まるので初対面でも楽しめるようだ」と話す。岩井さんのイラストについて「目標の100匹に近づいてきたが、当初は猫が大きく描かれていた。最近は猫が背景にとけ込むような画風に。その変化も楽しんでほしい」(同)とも。
当日は、岩井さんが描きためたイラストのポストカード約85品の販売も行う。営業時間は12時~19時。今月24日まで。