資生堂（中央区）は1月28日、コンラッド東京（港区東新橋1）で同社ブランド「エリクシールシュペリエル」の新CMに瀬戸朝香さん、小泉今日子さん、吹石一恵さんを起用、マスコミ関係者らに向け発表会を行った。

　同ブランドは、2006年に販売を開始したスキンケアブランド。今回発表した新CMは「笑顔のハリ、実る」をブランドメッセージに、「女は、いつだって変われる」をコピーに据え、3本のドラマ仕立てに。20代代表を吹石一恵さん、30代が瀬戸朝香さん、40代を小泉今日子さんが演じた。

　同社の前田新造社長は宣伝戦略について、「当社は、マキアージュやウーノ、TSUBAKIなど小粒化した6ブランドを集約化し、カテゴリーごとに売り上げを伸ばしメガブランド戦略を敷いている。メガブランドをロングブランドへ育てるためCMにも力を注ぐ」とコメント。

　続いて登壇した女優陣は同ブランドメッセージについて、「女はいつだって変われるというメッセージは40歳を過ぎた女性にとって勇気がわく言葉だと思う」（小泉今日子さん）。「10代は緊張、20代は慣れ30歳を過ぎてから余裕が生まれ自然な笑顔が出るようになったと感じている」（瀬戸朝香さん）、「日々ポジティブでいると、毎日笑顔でいられる」（吹石一恵さん）と話していた。

　3人を起用した宣伝は、1月末から雑誌・TVCM・交通広告などで展開する。

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