新橋の第一ホテル東京の隣に広島汁なし坦々麺の店「山椒家(さんしょうや)」(港区新橋1、TEL03-6206-1291)がオープンして1カ月がたった。
広島焼きの店を持つオーナーが同じ広島グルメの汁なし坦々麺の店も出したいと出店を決めた同店。味は中華料理のシェフにも監修してもらい、試行錯誤の末、現在の味にたどりついたという。ランチタイムは手伝いが入るが、基本的に店長の佐藤さん一人が切り盛りする。席数はカウンター10席。
同店の汁なし坦々麺はさんしょうの香りと痺(しび)れる辛さが特徴。味は基本となるさんしょう味に3段階の辛さを追加する形で辛口、大辛、激辛から選べる。同店では汁なし坦々麺の食べ方として麺と具をよく混ぜて食べることを案内するほか、少し残した汁なし坦々麺にライスを追加する、坦々ライスとしての食べ方も勧めている。
メニューは「汁なし坦々麺(=さんしょう味・辛口味・大辛味・激辛味)」(以上680円)。トッピングは「温泉卵」「ネギ増し」「肉増し」「麺大盛り」(以上100円)など。同価格でテークアウトにも対応する。2月中は「ライス」希望客にサービスしているが、2月以降の価格は調整中。
ドリンクは「生ビール」(550円)、「瓶ビール」(600円)、「サワー各種」(380円)、「ソフトドリンク」(150円)を用意する。
佐藤さんは「オープン日は関東地方が大雪に見舞われ、通勤に大きな影響が出た日だった。手痛い船出になるかと思ったが、思いのほか集客があり安心した。今はまだオープンしたばかりのため手探りの部分も多い。辛さの感じ方など個人差があるので、味を調整できるよう調味料を置く準備もしている。アルコール類も提供しているので、晩酌用に簡単なつまみも提供できれば」と話す。
営業時間は11時~23時。日曜定休。