新橋・烏森神社(港区新橋2)で2月1日~3日、恒例の節分祭特別参拝が行われた。
今年で11回目となる節分祭特別参拝は、メディアでの事前紹介などの影響もあり、初日から例年以上の参拝客が行列をつくった。
芸能の神様、アメノウヅメノミコトのご利益があるという招福鈴払いは、授与所で1,000円または2,000円の初穂料を払い、女性神職による鈴払いを受けるもの。お払いが終わると申年の開運招福干支伴天(えとばんてん)と北海道産袖振り大豆の福豆が授与される。
今年は初日から招福鈴払いを受けるための行列が想定外に多かったため、3日目の午前中には授与品が無くなり、宮司も参拝客への対応に追われた。それでも、ご朱印を頂くための行列は後を絶たず、ご朱印帳を預かり後日渡すなどの対応で混乱を避けていた。
神社参道に設けられた特設神酒所で、お神酒入りショウガ湯を振る舞う同神社の神職は「毎年400人くらいの方がこの3日間に参拝に来るが、今年はその5倍以上。岐阜から来た参拝者もいらっしゃった」と話す。
同神社では、ピンクのご朱印が人気のひな祭り行事も毎年3月3日に行われている。