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内幸町にビアカフェ「フィルデジュール」-ベルギービール専門店が新業態

「フィルデジュール」の店内。照明は、手で引くことで位置を自由に調節できる

「フィルデジュール」の店内。照明は、手で引くことで位置を自由に調節できる

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 地下鉄内幸町駅付近に7月24日、ビアカフェ「au Fil des Jours(フィルデジュール)」(港区西新橋1  TEL 03-6268-8939)がオープンした。店名、はフランス語で「一日一日と」という意味。

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 経営は、ベルギービアバー「ブラッセルズ」の展開や、ベルギービールの輸入販売を手がけるブラッセルズ(渋谷区)。同社がベルギービールの扱いを始めて20年以上になるが、同店ではベルギービール以外のメニューにも注力。「ベルギービールに加えて世界各国のワインや料理を提供することで、ベルギービールファン以外の方にも利用してもらえる汽水域のような店にしたい」と、スーパーバイザーの高田さんは話す。

 店舗面積は30坪で、座席は約45席。同店では、高さを2段階(75センチメートルと110センチメートル)に調節できるテーブル(60センチメートル四方)と、積み重ねることが可能な椅子を独自に製作し、使用する。「貸切パーティーなど、用途に応じて店内のレイアウトは自由にアレンジできる」(高田さん)

 同店が提供する樽生ビールは、ベルギー産の「グリゼット ブロンシュ」「レドール ピルス」(以上800円)、「アルヴニール」(900円)と、国産の「エーデルピルス」(700円)の4種類。瓶ビールはベルギー産のみで、小瓶(250~330ミリリットル)が「セゾン デュポン」(950円)、「デュカシス」(1,000円)、「レフ ブロンド」(1,150円)など9種類、大瓶(750ミリリットル)が「モアネット ブラウン」(2,000円)、「サンフーヤン セゾン」(2,300円)、「ボンヴー」(2,400円)など6種類を提供。

 グラスワインは「エルサ ビアンチ シャルドネ」「エルサ ビアンチ マルベック」(700円)など6種類前後、ボトルワインは「ポール・ブランク ブラン・ド・ブランク」(3,300円)、「ラウル・クレルジェ ピノ・ノワール」(3,500円)など15種類前後を用意。

 ディナータイムには20種類前後のフードメニューを提供。「豚レバーパテ(バケット付き)」「自家製 ドライトマト&オリーブの冷製ソーセージ」(以上700円)、「スペイン産ニンニクのブータンブラン」(800円)、「自家製サラミと生ハムの盛り合わせ」「自家製塩漬け豚バラ肉のソテー」(以上1,000円)など。「フランスで修業したシェフが考案したソーセージやサラミ、パテといったシャルキュトリーは、ビールにもワインにも合う」と、高田さん。

 ランチタイムにはバケットサンドやパスタなど、日替わりで5種類前後のメニューを用意。野菜などを使った惣菜1品とドリンクが付くセットメニュー(350円)も。「ランチメニューは、セットにしたら1,000円前後になるよう価格設定している」(高田さん)。「ハンドドリップコーヒー」(400円)は1杯ずつ手落としでいれる。「豆のブレンドも煎り具合もすべてオリジナル。本格的なコーヒーを楽しんでほしい」

 営業時間は11時~23時(ランチは14時まで、カフェは17時まで)。土曜・日曜・祝日定休。

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