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汐留で「震災支援ポーカー大会」-優勝者は世界大会へ招待

より戦略的な駆け引きを楽しむテキサスホールデムポーカー。日本での競技人口はまだ少ないという

より戦略的な駆け引きを楽しむテキサスホールデムポーカー。日本での競技人口はまだ少ないという

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 汐留のロイヤルパーク汐留タワー(港区東新橋1)で4月3日、国内最大級のテキサスホールデムポーカーイベント「東京ポーカーツアー2011 SEASON2-2nd-」が開催される。企画はイベント企画などを行うジャッジサポート(渋谷区)。

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 同イベントはスポーツとしてのポーカーの魅力を広めるため、昨年1月に発足。今回で8回目となる。汐留での開催は2度目。東関東大震災の影響で海外のポーカー学校とのキャンペーンが中止となったが、「支援につながればと思い、チャリティーと組み合わせたイベントとして日程通り開催することにした」(広報担当者)という。参加者は毎回約150人で、うち8割が男性。

 ゲームへの参加は、「メーンイベント」(9,800円)と、当日のみの「ラストチャンスサテライト」(1,500円)、「次回大会サテライト」(2,000円~3,000円)から選べる。メーンイベントの優勝者は、米国ラスベガスで開催される世界最大のポーカーイベント「World Series of Poker」(WSOP)に2,500ドルの予算で参加できる。

 2位~13位にも、マカオエアー往復航空券、MASUNGA1905サングラス、葉巻5本などの賞品を用意。「ラストチャンスサテライト」参加者のうち上位4人は「メインイベント」への参加権、「次回大会サテライト」では「Sit&Go」「ダブルアップ」「シガー&ポーカー」の各上位2人には、次回横浜で行われる東京ポーカーツアー「メインイベント」への参加権が授与される。

 会場には東関東大震災への募金箱を設置。「次回大会サテライト」への参加費は全額義援金となるほか、イベントで出た利益の一部からも寄付を行う。すべての義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ送られる。万一WSOPで優勝した場合には、優勝賞金約9億円のうち5%が義援金となる。

 ジャッジサポートの金子達社長は「ポーカーができる日常がこんなにも幸せなことだとは思わなかった。僕の大好きなポーカーを通じて何かできればと考えた。一人でも多くの方が通常の日常へ戻れることを深く強く願うとともに、微力ながらお手伝いできれば」と話す。

 開場は10時~21時30分。ゲームスタート時間は、ラストチャンスサテライト=10時、メーンイベント=12時、次回大会サテライト=15時30分ごろを予定。入場は無料で見学だけの参加も可能。

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