「新橋の母」こと小田原せいさん監修の携帯占いサイト「新橋の母◆占霊術」の配信が2月7日、始まった。配信元はデジタルコンテンツを手掛けるザッパラス(渋谷区)。
「占霊術」は、占術「ピタゴラス数秘術」と3000 年前に中国で誕生した東洋占術「九星気学」を基に小田原さんが独自に研究・進化させたものだという。ザッパラスは、「西新宿の母」「原宿の母」など100種類以上の占いサイトを手掛ける。「厳しい口調の裏に愛情が感じられるのが小田原さんの特徴」といい、「『くよくよせんで、がんばりんしゃい』と常に明るくユーザーを励ます。そんな『母』の言葉を伝えたいと思い、占い結果は従来の携帯占いサイトの約4倍のボリュームになった」という。
小田原さんは福岡から上京後、歌手デビューや飲食店の経営、事業の失敗など波乱万丈の人生を送った。そうした中、数術を基に勤め先のスナックで占いを始めたところ、「当たる」と話題に。店には連日行列ができるほどになり、90年代には「新橋の母」としてメディアにも度々登場した。著書も出版。現在は表舞台には出ず、2009年5月より新橋駅近くで「占いと呑処 がんばりんしゃい。」(港区新橋2、TEL 03-3502-0900)を経営する。占いによる個別カウンセリングも行う(60分=1万円~、要予約)。
利用料は月額315円。「基本料金の範囲でも十分いろいろな占いができるが、さらに詳しい鑑定や特別な占いができる別途従量課金メニューも用意している」と同社広報担当の山本さん。従量課金メニューは315 円、525 円、1,050 円。