カレッタ汐留「海」クリスマスイルミ-葉加瀬太郎さんがプロデュース

今年は「大海原」から「海の中」へテーマの舞台を移した「BLUE OCEAN」。今年初登場の、レーザーでの演出が見どころ

今年は「大海原」から「海の中」へテーマの舞台を移した「BLUE OCEAN」。今年初登場の、レーザーでの演出が見どころ

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 カレッタ汐留(港区東新橋1)で12月1日、クリスマスイルミネーション「Caretta OCEAN Xmas 2009『BLUE OCEAN』」が始まった。場所は地下2階、亀の噴水を設置した広場。

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 昔は海だった汐留地区にちなみ、毎年「海」をテーマに開催してきた同イベントも今年で4回目。今年は新たな総合プロデューサーにバイオリニストの葉加瀬太郎さんを迎え、生まれ変わった「海のクリスマスイルミネーション」を演出する。

 音楽に合わせてプログラミングされた約30万個のLED電球が海の中の散歩道を、今年初登場したレーザーが海面を、それぞれ表現。海の中にいるかのような空間を作り出している。中心部には「自然を大切にしたいという願いを込めて(同施設)」淡いピンクに染まるサンゴをイメージしたツリー「CORAL☆TREE(コーラル・スター・ツリー)」を配置した。

 約15分間行われるショーでは、葉加瀬さんが同イベントのためにプロデュースした楽曲「Ocean Dream~果てなき夢~」が流れ、バイオリンの音色に合わせて色とりどりの電球がきらめき、スモークやシャボン玉、人工雪、レーザーなどの仕掛けが演出に彩りを添える。ショーが行われていない時間は、コーラル・スター・ツリーの中にある貝殻のモニュメント「ハートフルパール」に手をかざすと赤・青・黄・白・紫のいずれかの色がツリーに点灯する仕掛けも。

 1日に行われた点灯式で葉加瀬さんは「光で海を表現することに興味が沸いた。時には深く潜ったり飛んだりと、旅をイメージして命の神秘を託した」と話した。「ふとした時に立ち寄っていただき、海を、そしてこの星は青いんだということを再認識してほしい」とも。

 葉加瀬さんの合図でイルミネーションが一斉に点灯すると観客からはどよめきが起こり、クライマックスで葉加瀬さんの代表曲「情熱大陸」が流れ「海」が輝くと、大きな感嘆の声が上がった。

 世田谷区から家族3人で訪れていた住山さん一家は「葉加瀬さんが大好きで、今日はこのために来た。曲を聴けただけでうれしいが、レーザーで魚を見せるなどの演出も彼らしくて良かった。本当にきれいな演出で感動した」と笑顔を見せた。

 今年からは新たな企画として、46階の展望スペースでもイルミネーション「OCEAN IN THE SKY(オーシャン・イン・ザ・スカイ)」を展開。館内3カ所にも3種類のツリーを設置する。館内各店舗で「BLUE OCEAN」にちなんだメニューも期間限定で用意する。

 開催時間は17時~23時30分。ショーは17時30分から30分ごとに1日12回行う。「BLUE OCEAN」は来年1月11日まで。

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