霞が関の無料おかきカフェ、大規模リニューアル-90席のモダンカフェへ

全面改装した播磨屋東京本店。店内は一般のカフェと変わらない造り

全面改装した播磨屋東京本店。店内は一般のカフェと変わらない造り

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 おかき専門店「播磨屋本店」(兵庫県豊岡市)は5月7日、東京本店(千代田区霞が関3、TEL 03-5512-4747)内に併設されていた無料カフェを全面改装し、「播磨屋ステーション東京霞が関」としてリニューアルオープンした。

 同業態による展開は、昨年10月と11月に相次いでオープンした「播磨屋ステーション福岡」「播磨屋ステーション京都」に続いて3店舗目となる。リニューアルにともない、19時までだった営業時間を1時間延長し、年中無休で操業する。

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 新店舗はカフェスペースを28席から90席へと拡張。和風だったインテリアもモダンに変わり、ロゴや制服などもカフェらしく一新した。無料おかきも5種類から8種類へと拡充。大勢の利用者に対応できるよう、陶器のカップとソーサー、取り皿は廃止され、使い捨て容器に変更した。

 ドリンク類のメニューは、コーヒー、紅茶、ほうじ茶、緑茶、オレンジジュース。コーヒーは自家焙煎の挽き立てと本格的なもの。ドリンクも好きなだけセルフサービスで楽しむことができる。お代わりの際は、環境への配慮としてドリンクバーに設置された水道でカップをすすぐことを推奨している。

 改装後、あまりにも店舗の様相が変化したため、常連客からは「播磨屋はどこへ行ったのか」などの戸惑いの声もあったという。店長の吉野直美さんは「お客様からは『どこでお金を払うのか』『コーヒーはいくら』などの質問を受ける。無料であることを伝えてもにわかには信じられない様子」と話す。

 オープン初日には、おかき購入客とカフェ利用者合わせて800人ほどの利用があった。「あまり宣伝をしていないため、今後はさらに増加することが予測される」(吉野さん)。近くに勤務するというOL2人は「以前の無料カフェは入りづらかったが、今日初めて利用した。(すべて無料ということに対し)罪悪感を覚える(笑)」と恐縮しながらも、おかきやドリンクを楽しんでいた。

 無料カフェのチェーン展開という型破りなビジネスモデルの構想は昨年夏ごろから。東京本店の無料カフェが好評を博したことを受け、「社会と人々への利益還元の一環と若い世代へおかきのおいしさを知ってもらうため」(同)拡大を決定した。年内には銀座に4店舗目の出店を予定しているという。

 営業時間は10時~20時。

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