日本ビクター、新橋ビル売却へ-ショールーム「ニッパーズ銀座」閉館

新橋ビル譲渡に伴い閉館した「NIPPER’S GINZA」。「ニッパー」の銅像は元あった本社に戻る

新橋ビル譲渡に伴い閉館した「NIPPER’S GINZA」。「ニッパー」の銅像は元あった本社に戻る

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 JVC・ケンウッド・ホールディングス(横浜市神奈川区)は3月13日、傘下の日本ビクターが所有する「新橋ビル」(新橋1)を売却することを明らかにした。

 同社は昨年10月の設立以来、収益構造改革の一部として固定資産売却を進めて来たが、同ビル売却もその一環。譲渡価格は38億6千万円。新橋ビルの内容はすべて神奈川市の本社工場に移転する。

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 1988(昭和63)年に完成した同ビルは、同社の東京事業拠点として製品の宣伝や販売、新製品のPRなどの目的で活用されてきた。昨年9月にはショールーム「NIPPER’S GINZA」もリニューアルオープンし、日本ビクターのシンボル犬「ニッパー」のオリジナルグッズやソフトバンクのCM犬「カイくん」に関する展示などを行い、会場にカイ君が来場するなどで話題を集めた。

 売却に先駆け、「NIPPER’S GINZA(ニッパーズ銀座)」も2月27日に閉館。現時点では新たなショールーム開設の予定はないという。入口前に設置されていた「ニッパー」の銅像は、同ショールーム開設前は横浜市内の現本社に設置されていたことから、「元の家に帰る」形となった。

 契約の締結と物件引渡しは今月27日を予定している。譲渡先は非公開。

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