新橋経済新聞は、入荷の遅れている新色「ねじキューピー」の未公開画像を入手した。新色は当初の発表通り赤と黒のボディーで、これに合わせ台紙に印刷されたねじキューピーのイラストも色変わりする模様。
ねじキューピー考案者の「三和鋲螺(さんわびょうら)」(港区虎ノ門4)3代目・石井健友さん(32)によると、遅延の原因は「工場での(本体の)生産が間に合わず、出荷が遅れているため」。予定では10月の納品だったが、「この分だと年内入荷さえ難しい状況」という。
新色ねじキューピーは台紙のほか、ストラップ部分も黄色からそれぞれ緑と赤になる見込み。ねじやナット、ビーズなどによる装飾はなく、基本の形状で販売するという。「販売の継続はまだ考えていない」(石井さん)といい、今回のみの取り扱いの可能性を示唆した。
石井さんは「新色発売を記念して、新色購入客にはねじキューピーの『DECOチョコ』もおまけに付けたいと考えているが、こちらもテレビ報道されたようで入荷待ちの状態」と苦笑いする。同チョコは「家族で楽しむために発注したもの」(同)で、商品化の予定などはない。
通常のねじキューピーについては「現在在庫あり。もう並ばなくても買えるので心配しないでほしい」(同)。
同店の営業時間は、月曜~金曜=8時30分~18時、土曜=8時30分~16時。日曜・祝日定休。ねじキューピーの通販・予約・取り置きは不可。