日本通運(港区東新橋1)は6月13日、社会貢献活動の一環としてJR新橋駅と汐留地区周辺の清掃美化活動を実施した。新橋駅周辺の美化活動は2004年から年2回実施しており、今回で9回目を数える。
同社は2001年に「環境憲章」を制定以来、毎年6月1日~30日を「環境月間」と定め、各店所の所在地や駅周辺、道路、公園、公共施設などの清掃活動を行ってきた。
当日は7時30分から同社各部門の有志約120人が、新橋駅周辺に落ちていたゴミを収集。通勤する人たちの妨げにならないようにと配慮して少人数のグループで美化清掃活動を行い、45リットルのゴミ袋約12袋分のゴミを集めた。大部分はタバコの吸い殻やペットボトル、空き缶だったが、中には傘なども含まれていたという。
今年からは「地球にやさしい」同社ロゴ入りの「専用ゴミ袋」を使用。袋には「ナノハイブリッドカプセル2」という素材が使われており、これにより焼却時に排出する二酸化炭素量がほぼ半減されるという。
同社広報部の小池剛史さんは「タバコの吸い殻がとても多かったことに驚いた。新橋の美化活動に少しでも貢献できてうれしく思う」と話す。 同社は「今後も『よき企業市民』として、環境保全をはじめとした社会貢献活動に積極的に取り組んでいく」構え。
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