ジョビー(千代田区神田)は2月1日、「メタボリックシンドローム」に焦点をあてた健康施設「虎ノ門メタボ・ケアセンター」(港区虎ノ門4)の個室を増設した。場所は、神谷町駅近くのビル5階。
4月からは、胸囲測定など「メタボ検診」を行い、同症状を持つ人を早期に発見、指導することにより医療費削減を狙う「特定健診・特定保健指導」が義務づけられる。対象は、40歳~74歳の保健加入者。
これに伴い同社は、アンテナショップとして「メタボリックシンドローム」に焦点をあてた男性専用の健康施設「メタボバスター神田店」を昨年7月にオープン。運営ノウハウや、実証データを蓄積してきた。さらに昨年11月、男女対応サロンとして姉妹店となる虎ノ門メタボ・ケアセンターを開設した。今回は神田店閉店のため虎ノ門店で使用可能な個室を5室から7室へ増設するもの。
サービス内容は、体脂肪などを図る「お腹周りの測定」、エステなどで使用される泥のパックを使い腹部を「温める」、リハビリなどの医療機器として皮膚より15センチのインナーマッスルと呼ばれる筋肉を鍛える「深層筋強化」、食生活や運動などについてマンツーマンで指導する「生活習慣チェック」の4項目。パックや筋肉強化を寝たまま行えるのが特徴。1回の所要時間は約40分~50分。
利用客の中心が、男性=30代~60歳代、女性=20代~70歳代で、法人が回数券を購入するケースもあるという。担当者は「来店する人は健康意識の高い方が多く、就業前や時間に融通の利く役職者などが多い」と話す。「ダイエット施設としての位置づけよりも、生活習慣をチェックしてくれる自分専門の健康サロンとして役立ててほしい」(同)とも。今後は、両店で培ったノウハウを元に「特定保健指導」を行える特定医療機関用のプログラム作りを強化する予定。
料金体系は、3回券=12,000円、1カ月=30,000円など。営業時間は、月曜~金曜=7時~22時、土曜=9時~18時。日曜・祝日定休。
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