新橋に秋田の郷土料理店-料理サーブ時に光と音の演出も

新橋に秋田郷土料理店、囲炉裏(いろり)の横には漬け物と酒が入った巨大なカメも(写真=モデル店)

新橋に秋田郷土料理店、囲炉裏(いろり)の横には漬け物と酒が入った巨大なカメも(写真=モデル店)

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 飲食事業を手がける「店舗プレミアム」(渋谷区)は2月8日、秋田県の郷土料理店「秋田川反漁屋酒場(かわばたいさりや)銀座店」(港区新橋1、TEL 03-3574-1161)をオープンする。場所は銀座8丁目近く、東京高速道路の側。

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 外食事業を展開するドリームリンク(秋田県秋田市)は、自社運営する郷土料理店の都道府県ごとのFCオーナーを募集しており、店舗プレミアムが名乗りをあげた。昨年両社は「長屋酒場」「漁屋酒場」「いろり家」の東京都と愛知県のエリアFC契約を締結。同店はその1号店。

 店舗面積は58坪。秋田県の古民家木材を解体して同店に運び入れ内装素材に使用。「本物の懐かしさ」を追求した。店内中央にいろりを据え、カウンターや料理を「お膳」で提供する畳敷きの「小あがり」などを配した。席数は80席。スタッフも「秋田弁」を交え郷土の話を披露する年配者を中心にそろえ、郷土色を全面に打ち出す。

 フードメニューは、鍋料理(1,800円~2,500円/3~4人)をメーンに約100~150品。「しょっつる鍋」では雷を表現、「きりたんぽ鍋」と「石狩鍋」では秋田の方言が録音されたオルゴール内蔵の人形を貸し出すなど、料理のサーブ時に「光と音」による演出を加える。ドリンクメニューは、秋田県内全ての酒蔵44蔵元の酒(550円~)をそろえたほか、秋田杉のとっくりとおちょこで提供する同蔵元の「大吟醸」はじめ、女性やアルコールが苦手な人用にいちごやキウイなどのフルーツを使った「生チューハイ」も。

 30代~50歳代をターゲットに想定し、客単価は4,000円~6,000円を見込む。今後同社は、全国の「郷土料理」に焦点を当て、県などの協力募りアンテナショップを併設した飲食店を展開する。3月~4月には渋谷に宮崎県とタイアップした店舗を出店予定。

 営業時間は、月曜~木曜=17時~翌1時、金曜=翌5時まで、土曜・日曜・祝日=23時まで。

新橋に秋田の郷土料理店、店舗プレミアムがエリアFCの1号店(新橋経済新聞写真)浜松町に琉球ホルモン店-オリジナル「島マースのモツ煮」も(新橋経済新聞)豚肉ベース・黒いスープのラーメン店-秋田駅前に2号店(秋田経済新聞)店舗プレミアム

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