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港区立みなと科学館で猫と犬の企画展 猫と犬の違いを科学的視点で読み解く

絵本「ちがうってふしぎ!」(写真提供=港区立みなと科学館)

絵本「ちがうってふしぎ!」(写真提供=港区立みなと科学館)

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 企画展「ちがうってふしぎ! ~絵本から考えるネコとイヌ~」が現在、港区立みなと科学館(港区虎ノ門3)で開催されている。

港区立みなと科学館

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 同施設が作成した絵本「ちがうってふしぎ!」のストーリーに沿って構成した展示を通じ、猫や犬の生態、行動、身体的特徴、感情表現を科学的な視点から読み解く。観覧しアンケートに答えた来場者には絵本を進呈する。

 会場では、「顔」「視覚」「嗅覚」「捕食行動」「隠れ場所」「コミュニケーション」などの視点から読み解く猫と犬の比較展示、「あなたはネコ派?イヌ派?」として投票する参加型展示、飼い猫や飼い犬の写真を募集し掲示するコーナーを展開する。

 期間中、クイズや紙工作を通して猫と犬の身体のつくりや特徴を学ぶ企画「ニャンともワンだふる!からだのひみつ」(10時~18時)、港区立みなと図書館のスタッフによる「おはなし会~ネコとイヌ~」(10月4日)、「おはなしと工作会~どうぶつのもようを見てみよう~」(10月5日)などを行う。

 関連イベントとして、子ども向け講演会「ネコとイヌのくらしを考えるおしごと」(10月26日)、日本補助犬情報センターが協力し行うイベント「補助犬ってなあに?~見る、知る、パートナーとの歩み~」(11月1日)、同展監修の前国立科学博物館館長の林良博さんによる講演会「犬と猫と私たち~コミュニケーションのこれまでとこれから~」(11月8日)も行う。

 企画展担当者の迫中あやめさんは「企画展のために作成した絵本は、ネコのミィとイヌのトトが共に過ごし、関係を深めていくストーリー。物語を通じて、読者はネコとイヌのさまざまな違いを発見することができる。ネコ派・イヌ派に関わらず、それぞれの違いについて、楽しみながら理解を深めてもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~20時。入場無料。10月14日・15日、11月10日・11日休館。11月24日まで。

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