
「鳥取・ヨルダン砂同盟フェア」が現在、アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(港区新橋1)2階ビストロ・カフェ「ももてなし家」で開催されている。
鳥取県は現在、大阪・関西万博の「関西パビリオン」の1区画にパビリオン「鳥取県ゾーン」を出展し、鳥取砂丘の砂を敷き詰めた「鳥取無限砂丘」などを展示している。「砂」を共通モチーフに、万博のヨルダン館やサウジアラビア王国館など8つのパビリオンと、砂でつながる出展地域間連合「サンド・アライアンス」を結成している。
同フェアでは、同連合が企画し鳥取県のコーヒーチェーン「すなば珈琲(コーヒー)」が開発した「サンド・アライアンス珈琲」を提供。鳥取砂丘とヨルダンのワディ・ラム砂漠の砂の違いを触って体験できるスポットも設置する。スタッフは、ヨルダンの民族衣装の赤いスカーフをつけて接客を行う。
「サンド・アライアンス珈琲」(ホット=650円、アイス=700円)は、ワディ・ラム砂漠の赤い砂と鳥取砂丘の砂でそれぞれいりつけた豆をブレンド。アイスコーヒーにバニラアイスをトッピングし、砂に見立てた鳥取県産きなこを振りかける「サンド・アライアンスコーヒーフロート」(1,000円)、ドリンクに「サンド・アライアンスコーヒー羊羹(ようかん)」と、ヨルダンの伝統菓子「バクラヴァ」をセットにした「砂同盟セット」(コーヒー&スイーツ=1,000円、フロート&スイーツ=1,300円)も用意する。
平井伸治県知事は「サンド・アライアンスで生まれたコーヒーなので、『あら、いいざんす』。コーヒーも砂で焙煎(ばいせん)すると『いいっすな』」とPRする。
営業時間は11時~21時30分。8月28日まで。