つくだ煮店「新橋玉木屋 本店」(港区新橋4)が現在、外国人客向けの「おにぎりワークショップ」を行っている。
1782年に創業し、2022年8月に新橋1丁目から同所に移転した同店。物販をメインに、店内の一角にはカウンター席3席を備える。
英語とフランス語に対応した「おにぎりワークショップ」は平日限定で1日最大3人までを受け入れる。参加者は、おひつからご飯をよそい、同店のつくだ煮やふりかけを使って、オリジナルのおにぎりを作る。通常は、その場で食べることも持ち帰りもできるが、夏季は衛生面を考慮し、持ち帰りを中止する。店内では、日本酒やワイン、パックご飯・つくだ煮・ふりかけなどが入った「お土産ボックス」も用意する。
ワークショップの最後には、オリジナルの法被やねじり鉢巻きを着けて「玉木屋おにぎり認定証」と一緒に記念撮影を行う。
新橋玉木屋社長の田巻恭子さんは「ドイツ在住の日本人男性が、婚約者に日本文化を体験してもらいたいと2人で参加され、全てが初めての体験だったと、とても楽しんでもらえた。オリジナル法被も気に入ってもらえていた」と話す。「江戸時代から続く、日本の食文化のつくだ煮を通して、おにぎりの作り方、おむすびの由来などをレクチャーする。食文化により、さらに深い日本のことを知ってもらえたら」とも。
開催時間は14時30分~16時(開始時間変更は応相談)。参加費は1人=7,000円。完全予約制。