新橋と虎ノ門を結ぶ「新虎通り(環状2号線同区間)」に、ミューラルアート(壁画)作品「Two Lovers, in Structure(トゥ ラバーズ イン ストラクチャー)」が登場して1カ月がたった。
新虎通りエリアマネジメントが展開する「ミューラルアートプロジェクト」の一環で、通りに面したビルの壁面にアート作品を描き、通りのにぎわい創出を図る。同通りには、2017(平成29)年にカザマビル(西新橋2)に描かれたミューラルアート作品もある。
今回は、カザマビルに隣接する東京電力パワーグリッド所有のビル壁面に、プログラミングによって絵を描く芸術家のタイラー・ホッブスさんが作品を描いた。作壁面が2つに分かれた建物の構造を生かし、恋人同士の対話を表現する。
森ビルタウンマネジメント事業部虎ノ門ヒルズエリア運営グループの海藤早希子さんは「新虎通りだからこそ楽しめるアートを体感してもらいたい。この取り組みを通して、通りがこれまで以上に豊かな表情を持つ通りとなることを期待している」と話す。