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虎ノ門の西久保八幡神社で神幸祭 73年ぶり本社神輿に担ぎ手700人以上

宮入の瞬間

宮入の瞬間

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 神谷町駅近くの西久保八幡神社(港区虎ノ門5)で8月11日、「御本社神輿(みこし)神幸祭」が行われた。

担ぎ手や見物客など多くの人が集まった

 江戸時代から行われていた同祭は、戦災で神輿が焼失したため1945(昭和20)年から行われていなかったが、一昨年、戦後70年を節目に神輿が復興。今年は戦後初、73年ぶりの本社神輿の神幸祭となった。

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 当日は朝11時に台車に載せた神輿が同神社を出発。金刀比羅宮(ことひらぐう)までの往路は、子どもたちと同祭に参加する町会員たちが神輿を引いた。14時に、虎ノ門33森ビルの裏側に各町会が集めた担ぎ手たちが集合。出輿(しゅつよ)前に大角会の和太鼓の演奏が行われ、14時30分に復路がスタートした。

 テレビ東京、東京メトロ、みずほファインナスグループなどの地元企業や、町会、自治会など全15以上の団体が参加。それぞれゆえんのある区間を順番に担ぎ、同神社までを巡行。16時30分に宮入した。担ぎ手は総勢700人以上にも上った。

 17時からは、境内で焼き鳥、焼きそば、ビールなどの屋台が出店。同会による和太鼓の演奏や自顕流の殺陣などが披露された。

 同祭に参加した30代の女性は「大都会をこんなに大きな神輿が通る姿は圧巻。ビルの合間から東京タワーが見え隠れする場面もあり、ほかにはない祭りだと思った。次の開催が楽しみ」と話す。浅草から見に来たという40代の男性は「下町以外にもこんなに立派な神輿があると思わなかった。それも初めて外で担ぐという貴重な場面に出合えてうれしい。浅草からわざわざ見に来たかいがあった」とも。

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