虎ノ門に11月16日、「キュレーション」をテーマにしたギャラリースペース「CURATOR’S CUBE(キュレーターズ・キューブ)」(港区愛宕1、TEL 03-6721-5255)がオープンした。運営は、インテリアショップやカフェを経営しているランドスケーププロダクツ(渋谷区)。
5階建てのビルを改修工事し、1階(55.38平方メートル)と2階(60.01平方メートル)を展示スペースとして利用。個展の開催ごとにキュレーターを立て、「まだ評価の定まっていない才能を知ってもらうために、あるいは才能ある人のユニークな目を通して新しい視点を獲得してもらう」ことをコンセプトに開いた。
虎ノ門に開いた理由について、「虎ノ門には縁はなかったが、その分新しいことを新鮮にできるような気がした。あとは物件の面白さ」と社長の中原慎一郎さん。
初回の個展はアパレルブランド「XLARGE」創業者の一人、陶芸家アダム・シルヴァーマンさんの「Earth」と、サンフランシスコ発のブランド「スモール・トレード・カンパニー」のトランクショーが行われた。
続く2回目は12月14日~26日、古代石や銀貨を組み合わせて作り上げるジュエリーアーティストsamulo(サムロ)さんの作品展と、ウッドターナー盛永省治さんのウッドボウルにインディゴ染めを施した新作展「Indigo Bowls」を予定する。
営業時間は12時~19時不定休。入場無料。