東京モノレール(港区浜松町2)は7月12日、鳥をベースにしたゆるキャラを発表した。これに伴い、「名付け親募集」としてキャラクターの名前を公募する。
同キャラクターは、童話に登場する「幸せの青い鳥」をイメージしたもの。デザインは、企業キャラクターデザインを数多く手掛けるドワーフ(練馬区)が担当。「これまで当社社員がデザインしたキャラクター風のものはあったが、動物を登用するのは初めて」(東京モノレール営業部担当者)という。鳥にしたのは、「モノレール沿線の景色がきれいなことや、旅立つ方々へ東京モノレールから青い鳥が幸せを運ぶイメージ」から。
公式のキャラクタープロフィールは、身長約60センチ、好きなものは「飛行機」「こうや豆腐」で、特技は「歌を歌うこと、長い距離を歩くこと」。名前に関しては、「みんながいろいろな呼び方をしていて、特定の名前はまだない」とされる。特徴は、「きれいな歌声」「よく見える大きな目」「走ると素早い足」「自慢の青い羽」。
設定は、「東京モノレール沿線でひっそりと暮らしているが、神出鬼没で、いつどこで会えるかわからない。意外と大胆に駅のホームを歩いていることもあるが、忙しい朝などは気付かれないことも多い。基本マイペースで、エサをあげても気に入らなければ食べなかったり、機嫌良さそうに歌ったり踊ったりしていても、急に飽きて飛んでいってしまったりと自由気ままな性格」。
「名付け親募集」へは、各駅に設置されている応募用紙またはウェブサイト、携帯サイトで応募できる。採用された名称の応募者の中から抽選で50人に「羽田空港人気スイーツセット(3,000円相当)+キャラクターオリジナルグッズ」を、応募者の中から抽選で100人に「キャラクターオリジナルグッズ」を進呈するほか、応募者全員に壁紙や待ち受け画像を進呈する。
同キャラクターは現在のところ、「名付け親募集」ポスターに登場するだけだが、今後はさまざまな宣伝物で同キャラクターが見られる予定。イベント用に着ぐるみも作る見込み。9月12日締め切り。