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汐留に学びのコミュニティー「シオドメ大学」-街と若手在勤者らが連携

シオドメ大学の運営メンバー。就業後などに集まって打合せを重ねた

シオドメ大学の運営メンバー。就業後などに集まって打合せを重ねた

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 汐留シオサイト5区・イタリア街の街づくりを手掛けるコムーネ汐留(港区東新橋2)は4月12日、汐留在勤者をメーンに学びながら交流を深める「シオドメ大学」の前期授業を開講する。

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 同企画は、汐留の大手広告代理店や通信会社などに勤務する若者によって自発的に企画されたもの。震災をきっかけに「汐留で働いているが、他にどんな人々が汐留にいるのかわからない」ということに気付き、授業を軸に交流を深めることを考えたという。「キャンパス」は、汐留各所の店舗や企業。各3~5回の授業を通し、異業種交流など新たな「出会い」と「化学反応」を目指す。

 現在クラスは7つ。「ピザからピッツァへ!本格ナポリピッツァクラス 」「ビジネスパーソンサバイバルゲームクラス」「Ciaoから始めるトラベルイタリア語クラス 」「母の日アレンジメントクラス」「コーヒー初級編クラス」(満席)「島ガールが教えるしまたびクラス」(満席)「汐留ベリーダンスクラス」(満席)。暮らす募集はネットなどで話題となり、すでに3つのクラスが定員に達した。

 運営の中心は20代後半~30代前半の汐留在勤者男女。クラス候補は70近く案が挙がり、その中から「自分たちが受けたいと思う授業」7つを厳選したという。後期は8クラスを予定しており、先々はクラスのバリエーションを少しずつ増やしていく構え。

 同時に月1回、「ドメ飲み」という交流会も開催。異業種交流会でもあり、「授業参加前にどんなクラスメートがいるのかを知り、コミュニケーションを深めることも目的」(シオドメ大学広報担当者)という。初回は30人が集まった。

 「汐留在勤・在住者の交流の場として、街の活性化の源になれば」と、シオドメ大学広報担当者。「『汐留が好き』など、在勤・在住者以外の方ももちろん歓迎」とも。

 申込みはメールで受け付ける。受付けは期限は該当授業の開始10日前まで。

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