NPO法人日本茶インストラクター協会(港区東新橋2、TEL 03-5402-6078)は5月14日と23日、東京茶業会館(同)で日本茶インストラクターによる「はじめての日本茶きっかけレッスン」を開講する。
同協会は、「日本茶のソムリエ」を意味する「日本茶インストラクター」制度を実施している。健康ブームを背景に、数年前から日本茶に含まれる成分によって健康効果がうたわれるなど注目度の高まりを感じているという。レッスンは、同協会の担当者が「日本茶に興味を持つ人は多いが、実際どうやって日本茶をいれたらよいかわからない」という声を聞き開講が決定した。同レッスンの開講は今回が初。
レッスン内容は、茶の三大分類である、不発酵(緑茶)・半発酵(ウーロン茶)・発酵(紅茶)の外観を観察し考察する実習や、10種の茶種に実際に触れる「お茶当てクイズ」など。体験実習では、実際に急須を使って新茶をいれ、「お茶まんじゅう」を味わいながら日本茶の知識を深める。ターゲットはこれから結婚し母親になる女性や、ワインや酒などにこだわりのある男性。
同協会担当者は「食育が注目されているが、まずは身近な『家庭』での生活スタイルを日本茶で提案したい」と話している。開催時間は18時30分~20時。定員は各日40人で先着順。参加費用は2,000円(資料・材料費・お土産込み)。