タミヤ新橋店、売れ筋1位は「1/20ロータスタイプ79」-ランキング明らかに

タミヤ新橋店の年間売上トップに輝いた「ロータス タイプ79 1978」美しいボディデザインとボディカラーから「ブラック・ビューティー」とも呼ばれた

タミヤ新橋店の年間売上トップに輝いた「ロータス タイプ79 1978」美しいボディデザインとボディカラーから「ブラック・ビューティー」とも呼ばれた

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 「タミヤ プラモデルファクトリー新橋店」(港区新橋4、TEL 03-6809-1175)の今年の売れ筋ランキングが明らかになった。トップ3はいずれもスケールモデル(=プラモデル)だった。

マルティーニ ロータス タイプ79 1979

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 同店の集計によると、総合ランキング1位は、今年5月に発売された1/20スケール「ロータス タイプ79 1978」(4,200円)。後続発売の「マルティーニ ロータス タイプ79 1979」も人気で、どちらもF1の初期に活躍したモデル。「現在40代の世代には憧れの存在。新橋店のメーンユーザーでもある」と店長の半谷孝道さん。

 2位は、1/12スケールの単車「Honda RC166 GPレーサー」(5,460円)。実車は1966年の世界ロードレースGP250ccクラスを制覇するために開発された6気筒エンジン搭載のモデル。「ホンダを世界に知らしめた伝説的モデルで、別売のエッチングパーツを含め非常に人気」。プラモデルとしては上級者向けで、中心ユーザーはシニア層。発売日に買っていく人もいたという。

 3位は、大戦直前のモデル「ソビエト戦車 BT-7 1935年型」(1/35スケール、3,990円)。マニア待望のマイナーモデルで、完成品の用意はない。「ミリタリー系は安定して人気。汚いのが基本なので塗装に神経を使わなくて済み、組み立ても比較的簡単。気楽に楽しんでいるユーザーが多い」という。

 4位以下には、機能美を追求した上級者向けミニ四駆モデル「ミニ四駆 スーパーXXシャーシ Evo.1」(5,040円)や、ロールスロイスのエンジンを搭載した「名機中の名機」と称される戦闘機「ス-パ-マリン スピットファイア Mk.IXc(マークナインシー)」(1万290円)、非力なドイツ軍の戦車をチューンして戦ったという英雄的タンク「III号突撃砲G型 “フィンランド軍”」(3,465円)がランクイン。

 7位以下には高額のRCモデル「ワーゲン オフローダー(2010)」(3万7,800円)、「フェラーリ F60」(1万9,740円)、「ローラT70 Mk.III」(1万2,390円)が続いた。半谷さんによると、「RCファンは子ども時代に憧れていた実車のモデルや、当時お小遣いでは買えなかったモデルを今購入するケースが多い」という。

 モデル以外でベスト10入りしたのはタミヤのロゴ入りTシャツ(980円~)。ビジュアル系バンド「ゴールデンボンバー」のボーカル・鬼龍院翔さんがトレードマークとして着用していることから、「今年はタミヤTシャツが例年になく売れた」。

 営業時間は、平日=12時~22時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。年末は29日まで、年始は1月4日から。4日は初売りのため18時まで。福袋は5,000円のものを150個用意する予定。

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