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ダイヤモンドダイニング子会社が産直品ECサイト-食材調達ノウハウ生かす

ダイヤモンドダイニングの子会社「吉田卯三郎商店」のECサイト。同グループのバイヤーが見つけた「美食素材」を販売する

ダイヤモンドダイニングの子会社「吉田卯三郎商店」のECサイト。同グループのバイヤーが見つけた「美食素材」を販売する

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 ダイヤモンドダイニング(港区東新橋1)子会社の吉田卯三郎商店(同)は10月27日、同グループが使う食材などを販売するインターネットショッピングサイト「吉田卯三郎商店オンラインストア」を開設した。

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 取扱商品は、同グループのシークレットテーブルが経営する「今井屋本店」「美食米門」で使う食材やプライベートブランド、同グループのバイヤーが見つけた生産者直送品など。食材調達のノウハウを活用し、「店で食べている料理を自宅でも食べたい」という顧客の要望に応えるのが目的。

 現在販売しているのは、「岩手県前沢牛」(1万500円~)、「岩手県江刺産特別栽培米 ひとめぼれ」(5,460円)、「南部杜氏の酒で作った極上酒ケーキ」(3,150円)など。「目玉」は第16回日経レストランメニューグランプリで準グランプリを受賞した「美食米門」総料理長の工藤博志シェフ監修のオリジナルおせち「宝千寿」(2万5,000円)。限定100個で受注し本店で作る。

 「おせちは初の試み。早速注文が入り始めている。今後は力を入れているベルギービールや『今井屋』のきりたんぽ鍋、熊本県千興ファーム直送の馬刺しセットなど、グループの店舗が関与するさまざまな商品をそろえていく」(シークレットテーブル広報担当・荒清彦さん)予定。「ツイッターやコミュニティーサービスなどとの連動も図る」とも。

 吉田卯三郎商店は酒類の販売事業を展開していたが、昨年9月、全株式をダイヤモンドダイニングに売却し同グループの傘下に入った。

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