新橋に「あんかけパスタ」専門店-名古屋から東京初進出

名古屋名物のあんかけパスタ専門店が東京初進出(写真=「エビフライ」パスタ)

名古屋名物のあんかけパスタ専門店が東京初進出(写真=「エビフライ」パスタ)

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 名古屋市中区に本店を構える「あんかけ堂」は2月20日、東京初進出店となる「あんかけパスタ」専門店「あんかけ堂新橋店」(港区西新橋1、TEL 03-5512-5900)をオープンした。場所は烏森通り沿い新橋2丁目交差点近く。

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 名古屋では専門店も多く喫茶店の通常メニューで提供している料理だが、全国区の認知度は低いという「あんかけパスタ」。万博以降、「味噌煮込みうどん」や「ひつまぶし」など名古屋発祥の料理が「名古屋めし」と呼ばれ全国に広がっているのを背景に、同店も東京進出を決めた。

 トマトベースでコショウのきいた、とろみのある「あん」が、極太といわれる2.2ミリの太さの麺(一般的に多用されるパスタは0.6~0.8ミリ)にかけられている「あんかけパスタ」。ボリュームがあることから、本店の主力客は30代~50歳代の男性会社員が中心。

 カレー店を展開する壱番屋(愛知県)が運営するあんかけスパゲティ専門店「パスタ・デ・ココ」が東京で唯一出店しているエリアであることから相乗効果を狙い、同店がメーンターゲットに据える層が多く集まる新橋エリアに目を付けた。

 フードメニューは「台湾ラーメン」をイメージしたニンニク・ひき肉・ニラ・もやしがトッピングの「台湾」(850円)、赤色ウインナーやトマト、マッシュルームが入った「ミラカン」(900円)、トッピングメニューには「カキフライ」(170円)など24品。15時以降は、鉄板に卵を敷きパスタを上に盛る「鉄板のせ」(通常メニューに150円プラス)も。今後は季節メニューを増やす予定。

 オープン以降は、女性客の姿が目立つという同店。テークアウトを希望する声も多いが、味が変わってしまうためイートインのみ対応する。同店担当者は「名古屋ではラーメンのような『B級グルメ』の位置づけ。から揚げやウインナーをパスタの上にのせたりするので、提供スタイルはカレーに近い」と話している。

 営業時間は、昼=11時~16時、夜=17時~21時。日曜・祝日定休。

あんかけスパゲティーのメニューで定番の「ミラカン」(新橋経済新聞)

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