
防災イベント「PINPOINT BOSAI TORANOMON」が11月7日、虎ノ門の西桜公園(港区虎ノ門1)で開催される。主催は虎ノ門一丁目琴平町会と桜川町会。
災害時の初動対応や避難先、連絡手段が場所によって異なることを前提に、行動計画をエリアや施設単位で具体化する「PINPOINT BOSAI」の考え方を伝える。勤務先や自宅、日常動線の各地点で「誰が、どこへ、どう動くか」を可視化し、平時の情報共有・訓練につなげるのが狙い。
3回目となる今年は、「防災」をテーマにしたトークライブを行うほか、「かまどベンチ」の使い方指導、お笑い企画「虎笑門(とらえもん)」、起震車体験コーナー設置を予定する。お笑いコンビ「三拍子」、虎ノ門のご当地キャラクター「カモ虎課長」も来場する。
会場では、地元飲食店が「かまどベンチ」を使った料理の振る舞い、来場者投票で決める「炊き出しグランプリ」も開催する。虎ノ門の防災情報を載せたマップや、中央日本土地建物のノベルティを同封した防災用品の配布なども行う。
同イベントと連動し、複合オフィスビル「グローバルスクエア」ではAED使用体験を行う。14時からは、グローバルスクエアを出発して消火栓や防災無線、AEDなどの位置確認を含む「防災街歩き」を行う。
虎ノ門一丁目琴平町会長の古澤正夫さんは「『なんとなくの防災意識』を向上してもらいたい。日常の活動エリアの避難場所やAEDの位置などをピンポイントで知ってもらえたら。エンタメ要素も入れ込んでいるので、楽しく覚えてほしい」と話す。
開催時間は17時~21時(「防災街歩き」は14時から)。