「デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)」(港区虎ノ門2、TEL 03-6550-9801)で2月3日、地方創生イベント「DBIC×LOCAL」が開催された。
同センターは昨年5月、NPO法人「CeFIL」(港区虎ノ門2)がオープンイノベーションによる本格事業化の開発拠点として設立した。
「食を切り口とした地方創生との連動」をコンセプトに初開催した同イベント。第1回のテーマは「宮崎」。当日は会場に、虎ノ門のPRキャラ「カモ虎課長」も応援に駆け付けた。
イベントでは、宮崎県庁東京事務所流通物産主査の中原亜理江さん、同商工観光労働部産業振興課の柚木崎千鶴子さんが登壇し、宮崎県産食材などを来場者に振る舞ったほか、宮崎活魚センターの築地加代子さん、野菜ソムリエの大角恭代さん、DBICディレクター渋谷健さん、同イベントの企画運営を手掛ける畑谷芳樹さんがトークセッションを行った。
参加者たちはこの日、「紫」と「笑顔」のドレスコードに従い紫色の一品を身に着け参加。会場内では人工知能技術を使い笑顔を計測する装置が用意された。
会場では、宮崎活魚センターのチョウザメを使った「チョウザメの昆布〆」、野菜ソムリエの大角さんが作ったドライフルーツ、梶波農園(宮崎県小林市)の野菜を使った創作料理が参加者に振る舞われた。調理協力は、和食店「浅草おと」(台東区浅草2)。
イベントを終え、渋谷健さんは「虎ノ門や新橋は全国から人が集まる場所。地域を越えたつながりを虎ノ門でつくり、新しい事業をつくっていくことで地方創生に貢献したい」と意欲を見せる。