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「福は内」-愛宕神社で恒例「節分お福分け祭り」

一斉に手を上げ押し寄せる参加者

一斉に手を上げ押し寄せる参加者

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 愛宕神社(港区愛宕1)で2月3日、「節分お福分け祭」が行われ、恒例の豆まきを目当てに集まった多くの人でにぎわった。

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 正午から奉納とお祓(はら)いが行われ、豆まきは12時30分より行われる。正午過ぎの時点ですでに30人ほどの列ができており、始まる際には150人ほどの人で参道が埋め尽くされた。そして「福は内」の掛け声とともに同神社の信者や総代ら40人による豆まきが始まると、歓声を上げながら一斉に参加者が前方へ押し寄せ手を高く伸ばし始めた。中にはその光景をスマートフォンやカメラで撮影しながら手を上げる人の姿も。筆頭総代である永谷園(西新橋2)から奉納される「お茶づけ海苔(のり)」もまかれるのが特徴で、毎年人気を集めている。

 今回、趣味である俳句のテーマを探しに初参加した古賀さん、徳原さん、加藤さんは「みんなが取りそびれて落ちた豆を何とか拾えた。始まる前は皆静かだったのに、始まった瞬間にこんなにも人が押し寄せてくるとは思わなかった」と驚きを隠さない。その反面、「たくさん福をもらえた感じ」という喜びの声も。

 同神社は当日限定で「開運お守り」(600円)も授与した。

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