新橋「行列のできる」炭火焼干物食堂が浜松町に2号店

炭火焼の煙と行列で有名な「炭火焼干物食堂 越後屋」が浜松町に2号店(写真=新橋店)

炭火焼の煙と行列で有名な「炭火焼干物食堂 越後屋」が浜松町に2号店(写真=新橋店)

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 新橋西口通りの「炭火焼干物食堂 越後屋」(港区新橋4)は5月28日、同業態の2号店「炭火焼干物食堂 越後屋権兵衛」(港区浜松町2、TEL 03-3437-0976)をオープンする。

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 2005年オープンの1号店=新橋「炭火焼干物食堂 越後屋」は、店先に煙がたちこめている店として有名。行列のできる人気店としても知られているが、席数の少なさから来店客や予約客を断る機会が多かったという。同店利用客の勤務地が新橋-浜松町間エリアに多いことから、浜松町へ2号店の出店を決めた。場所は浜松町駅バスターミナルエントランス近く。

 従来の屋号に加えた「権兵衛」は、浜松町町名の由来といわれている浜松市出身の名主の名前。店鋪面積は16坪。新橋店と変わらず道路側に焼き場を設置する新店は、内装も古民家の建具を配置し音楽も民謡を流すなど新橋店と同様に「懐かしい雰囲気」をイメージする。席数も同じ36席。20代~60代までの近隣で働くOLとビジネスマンをターゲットに据える。

 ドリンクメニューは、「プレミアムモルツ」(460円)、「御代櫻パンダカップ」(550円)、「秋鹿純米バンビカップ」(550円)、「こなきジジイ」(650円)など46品で、「立ち飲み屋とほぼ変わらない価格で提供する」(同店)という。フードメニューは、「極上さばの醤油いるし定食」(980円)、「トロニシン定食」(840円)、「大山鶏の刺身ステーキ」(190円)、「酒盗」(380円)など62品。客単価は昼=800円、夜=2,800円~3,500円を見込む。

 同店担当者は「新橋店の1日の利用客は昼=約150人、夜=50~60人ほど。これまでは満席時が多く入店を断ることがよくあった。今後は従来入店をお断りしてしまっていた方たちを浜松町店に誘導し、さらなる利用客の増加を狙っていきたい」と話している。

 営業時間は、昼=11時~15時、夜=17時~23時30分。日曜・祝日定休。

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