タビィコム(港区虎ノ門1)は4月6日、GPSを使ったスマートフォンの位置情報とツイッターを活用したチェックイン型CRMサービス「ツイートポン(tweetpon)」をリリースした。
同社社長の荻野さんは「米国ではジオメディアといわれる位置情報を活用したネットとリアルを融合したサービスが主流になりつつある」とし、「日本初のサービス」というツイートポンの拡大に期待をかける。
サービスの狙いは、「既存顧客の来店頻度の向上」「新規顧客の獲得」の2点。来店した顧客が「ツイートポン」の機能を利用すると、スマートフォンの位置情報(GPS)機能と連動。来店者に対しクーポンを発行し、自動的に顧客のツイッターアカウントに来店した旨がツイートされる。同時に顧客のツイートが顧客のフォロワーへ伝わるため、新規顧客獲得の機会を拡大する仕組み。チェックイン機能を利用すると、店舗のツイッターアカウントも自動フォローされる。
店独自のクーポン設定やレポーティング機能、来店者の詳細な情報閲覧機能など、CRMに必要とされる機能を全て包含しているという。サービスの内容は業態に合わせカスタマイズが可能。ゴールデンウィーク明けに、フォレスタ虎ノ門(虎ノ門1)内の飲食店「森カフェダイニングコンフォート」で導入が開始されることになっている。
同サービスは今後、国内のほか、シンガポール、オーストラリア、カナダなど海外市場への導入も予定されている。