新橋駅前SL広場で5月7日、大内延介九段による第68期名人戦七番勝負第3局大盤解説会が行われる。解説会は先月21日の第2局に続く今年2回目。
大盤解説会は、各地で行われる対局の中継を見ながら大盤の駒を動かしリアルタイムで解説していくもの。春の名人戦、秋の竜王戦の年2回開催しており、解説は大内九段が行っている。聞き手はNHKの将棋講座でも活躍する藤森奈津子三段、大盤操作は藤森三段の長男・藤森哲也三段。
前回は岩手県で行われた羽生善治名人と三浦弘行八段の対戦第2局目を解説。SL広場に集まった約150人の将棋ファンを前に、19時49分に93手で羽生名人が挑戦者の三浦八段を破り2連勝するまでの様子が実況中継された。
7日の第3局は千葉で行われる。連勝を狙う羽生善治名人と、逆転を図る挑戦者の三浦弘行八段の攻防を実況解説する予定。
当日は隣接するファロステージで演歌歌手の小金沢昇司さん、和田青児さん、大江裕さんらのライブがあるため、解説会は19時に一時中断。ライブが終了する20時から再び中継を開始する。
第4局の解説会は5月19日。解説会はいずれも18時30分からで、投了まで行う。