コンサルタント事業、カフェ運営事業などを手がけるトラベルカフェ(本社=横浜市神奈川区)は5月23日、一般消費者と「家づくりのプロ」を結びつけるSNS「Architect Cafe SNS(アーキテクトカフェSNS)」を開設した。
協賛企業25社の「サテライトショールーム・レストラン」として運営をしている「アーキテクトカフェ汐留」(港区東新橋2、TEL 03-5733-4231)を基盤とする同サイトは、建築家や工務店、メーカーや不動産会社などの「家づくりのプロ」と一般消費者の出会いの場を提供し、家づくりを行う時の判断基準となるサイトを目指すほか、カフェイベントの「延長スペースの場」としても活用する。
登録者は協賛企業24社と同カフェの来店客を中心に、開設から1週間で約60人。サイトの主催はトラベルカフェ、運営・管理は昨年同社が業務提携した、建築主と建築家のマッチングサービスなどを手がけるデザイナーズハウス(渋谷区)が担当する。
現在のオフィシャルコミュニティーは「アーキテクトカフェ汐留コミュニティー」のみだか、今後は協賛企業の広報担当者や建築家などによる「炭酸泉コミュニティー」「キッチンコミュニティー」「家具コミュニティー」の立ち上げを予定している。参加方法は、既存ユーザーからの招待と「アーキテクトカフェ汐留」に来店し手続きをする方法の2つ。
トラベルカフェの西野さんは「アーキテクトカフェ汐留の可能性を生かすため、さまざまなメディアとのコラボレーションを考えており今回のサイトはその1つ。新しいネットワークが新しい知恵をつなぎ、より深いコミュニケーションや革新的なビジネス・クリエーティブが生まれると期待している」と話している。